オバマ大統領が秋葉忠利広島市長との面会で、広島に行きたいとの意向を伝えたことを受け、原爆で大やけどを負った平和記念資料館(広島市中区)の元館長高橋昭博さん(78)は、「核廃絶への大きな一歩」と評価した。その上で「できれば8月6日の平和記念式典に出席して、プラハで行ったような演説をしてもらいたい」と期待を語った。
広島県原爆被害者団体協議会の理事長金子一士さん(84)も「面会は非常に有意義だ」と賛辞を贈るとともに、「5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議への大きな後押しになる」と話した。
大統領の広島訪問については、「(米国)国内の事情を踏まえて考えないといけない」と慎重な見方をしながらも、「広島を訪れるのであれば歓迎するが、被爆者には直接謝罪をしてもらいたい」と注文を付けた。
【関連ニュース】
・
救済法の成立後、初の終結=原爆症、原告側が控訴取り下げ ・
「被爆天主堂」写真集刊行へ=70点収録 ・
「平和」「希望」のメッセージ世界へ=広島で短編映画祭 ・
米大使、原爆資料館を訪問=「核なき世界の重要さ認識」 ・
米大使、原爆資料館視察へ=慰霊碑に献花も ・
鳩山首相、外国人参政権「合意形成目指す」(産経新聞)・
工場に相手国が立ち入りも…日中間で食品安全覚書(読売新聞)・
<自民党>政策集団「のぞみ」発足 山本元金融担当相ら5人(毎日新聞)・
愛知県職員に無罪判決=電車内痴漢で起訴−名古屋地裁(時事通信)・
囲碁十段戦、挑戦者に山下棋聖(産経新聞)